チケットを自分で買う

 

事前予約をしてみる(定価チケット)

球団から販売されるチケットは、1試合、1試合の観戦用のチケット(英語だとSingle Game Ticket、individual ticketといいます)と年間シート(シーズンシートや複数試合のパック)があります。

ここでは、1試合、1試合のチケット(Single Game Ticket、individual ticket)をわかりやすく「定価チケット」ということにします。

定価チケットは、簡単にいうと、球団やチケット会社が販売しているチケットのことです。
公式ホームページや、チケット会社(アスレチックスの場合は、tickets.com)が販売し、購入した価格と額面の価格が同じのチケットです。

日本だと、チケットぴあなどから買う様なイメージですね。
アスレチックスのレギュラーシーズンのチケットは、チケッツ・ドットコムというチケット会社が販売を行っています。

アメリカのチケット会社といえば、チケットマスターですが、チケットマスターの場合、日本からのオーダーはWILLCALLしかありません。
しかしチケッツ・ドットコムが販売するチケットは、日本までの配送、電子チケット(print @ home)を含めアメリカ国内の配送オプションとほぼ同じになります。

アスレチックスの定価チケットを買うにあたっての注意事項は、2010シーズンまでは、あまり細かく座席の指定ができず、価格のカテゴリーで案内された
最良の座席のみご購入できるというところです。
これはどういうことかというと、3塁側のダグアウト上がほしくても、購入のページでその指定ができず、バックネット裏になる傾向が多いということです。
どうしてもという場合は、リセールチケットを含めてご購入されるといいと思います。

リセールチケットを買う(TICKETSNOWやSTUBHUB)

アメリカは、ファンとファンでチケットを売買するリセールチケットが近年かなり盛んになっています。
その代表格がStubHubという仲介会社。
StubHubは、メジャーリーグの公式ホームページにてよくバナーをみるように、メジャーリーグ公認の仲介サイトなのですが、
基本的には、日本からオーダーができないようになっています(アカウントが作成できない)。
ただ、2010年度の状況を見ると、アメリカの住所を登録してアカウントを作れば、買えるようになっていました。

ただ、これは、結果論ですので、自分の責任でオーダーする人は参考にしてください。
もしオーダーはだめということになった場合にご自身で対処できない方にはお勧めできません。

StubuHubは多くが、本当にいかないファンがチケットを転売してます。
そのため、定価割れしているチケットなどが多いのです。
また、転売する際に、試合日が近づくと価格が下がる設定で販売するシステムを選べるため、開催日が迫ると価格が下がる傾向にあります。
使えると本当に便利なサイトです。
が、アスレチックスは、シーズンシートの売れ行きが悪い球団。
エンゼルスやヤンキースのようにがんがんリセールチケットがある球団ではありません。
その点は十分に頭にいれておきましょう。

http://www.stubhub.com/

注意点は、仲介サイトであるので、完了通知の行き違い、またオーダー後48時間以内にお知らせが来るのですが、売り手(セラー)任せのところがあり、開催日が迫ったイベントに関しては、ちゃんとオンラインで済むチケットをオーダーしないと、1日寝れないような事態もあります。
99%は安心ですが、まれに、トラブルもあることを頭に入れておきましょう。

チケッツナウという会社もあります。
この会社は、チケットマスターの子会社ですが、NFLのチケットエクスチェンジ、USオープン以外は、目立ってチケットマスターの子会社というメリットはない感じです。
StubuHubに比べると価格は高めです。
ただ、一般販売前のチケットは、デザインチケットである確率が高く、チケットを記念に残したい場合は、使うメリットはあります。
国際送料が40ドル近くかかり、かつ、100%のデザインチケットの保証はありませんが、StubHubはすべて電子チケットなので、それに比べると確率は高いです。基本的に1枚で販売されているチケットは、デザインチケットの確率は低いので、この点はご注意を。

ぎりぎりのオーダーはホテル配送になります。
オーダー後に配送番号など自動で送られてきますが、ご自身がご宿泊されるホテルの中の管理までは保証していないので、くれぐれも注意して配送するようにしましょう。
ロサンゼルスのホテルは比較的平気ですが、ニューヨークのホテルの管理はかなりひどいです。

チケッツナウの強みは、ぎりぎりのオーダーをしっかり処理してくれるところ。
StubuHubに電話しても、48時間待てと言われるのが、チケッツナウは、ほとんどのカスタマーサービスの係が即座に対応してくれます。
どちらの会社もメリット、デメリットがあるので、価格、サービスを見比べながらオーダーしてみましょう。

http://www.ticketsnow.com/

当日券を買う

メジャーリーグは当日券も販売されております。
当然、人気カードは完売の可能性もありますが、1枚であれば、多くの試合は当日券でも買うことができます。
とりあえず、当日券を買うとなると、どのカードが人気があるのか、ということや、アスレチックス自体の人気度などを知ることも重要になります。

まず、2006年以降のアスレチックスの集客率(球場の収容人数に対してどれくらいのファンが集まるか)を整理すると、

2006年 55.9% (メジャーリーグ30球団の中で24位)
1試合の平均観客数24,402人、81試合のホームゲーム全体での観客数197万6625人

2007年 54.3% (メジャーリーグ30球団の中で26位)
1試合の平均観客数23,726人、81試合のホームゲーム全体での観客数192万1834人

2008年 48.3% (メジャーリーグ30球団の中で29位)
1試合の平均観客数20,558人、81試合のホームゲーム全体での観客数166万5256人

2009年 39.8% (メジャーリーグ30球団の中で30位)
1試合の平均観客数17,392人、81試合のホームゲーム全体での観客数140万8783人

2010年 40.1% (メジャーリーグ30球団の中で28位)
1試合の平均観客数17,511人、81試合のホームゲーム全体での観客数141万8391人

尚、2010年の集客率の1位はフィラデルフィア・フィリーズ、2位ボストン・レッドソックス、3位ミネソタ・ツインズとこの
上位3チームは、100%を超えています(立ち見チケットを販売しているため)。

このようにアスレチックスの試合は4割前後のファンがスタンドを埋めるのが平均値となります。
一部試合を除くと非常にチケットは購入しやすい球団です。

アンケートのお願い

このページは、参考になりましたか?今後の改善のため、ご意見をお知らせください。

参考になった まあまあ 物足りなかった