スプリングトレーニングとは?
スプリングトレーニングとは、日本の春季キャンプとオープン戦が合体したようなものです。
時期は、大体2月中旬から4月の開幕前までとなり、アリゾナかフロリダで各チームが調整します。
エンゼルスのトレーニング地は、アリゾナ州となり、西海岸よりのエリア。エンゼルス以外にもマリナーズやドジャースなどがアリゾナをトレーニング地としています。
ヤンキースやレッドソックスなどはフロリダになるので、基本的には、オープン戦で、エンゼルスと対戦することはありません。
エンゼルスに限ると、テンピというフェニックスからすぐ近くをトレーニングの本拠地としています。
球場以外に練習場など設備がしっかりしていて、エンゼルスは、このテンピで2025年までスプリングトレーニングを行うとしています。
1日の流れとしては、早朝から選手の練習を見れ、午後は試合となり、ファンにとっては丸1日がかりとなりますが、レギュラーシーズンより選手との距離が近く、触れ合える時間も多いのです。
スプリングトレーニングはファンにとっても楽しみな1つといえます。
今年こそはスプリングトレーニングへ行こうというファンの方のお役に立てればということで、スプリングトレーニングの魅力などご紹介します!
スプリングトレーニングの魅力
一足先に・・・
レギュラーシーズンより一足先に選手たちに会える!
メジャーリーグの開幕は4月になります。少しでも早く自分の好きな選手のプレーを見たい、調整を確認したい、自分の応援するチームに触れていたいなど4月まで待てないファンにはたまりません。
試合内容は調整試合のため、なかなか白熱したものにはなりませんが、普段なかなか見れない選手の練習を間近でみてメジャーリーガーの大きさ、すごさを肌で感じれるチャンスが多くあるのがスプリングトレーニングです。
サインがもらいやすい
午前中の練習を含め、サインをもらう絶好のチャンス。
メジャーリーグは、レギュラーシーズンでもサインをもらいやすいですが、やはりなかなかスーパースターからもらうのは困難です。
スプリングトレーニングでも、スーパースタークラスの選手からサインをもらうのは簡単ではないですが、確率が上がります。
マイナークラスの選手だけならすぐ10~20のサインはもらえます。
メジャートップクラスの選手もサインをしてくれる頻度は高いですが、やはりもらうにはコツがあるので、しっかり情報を集めてから行きたいですね。
選手がぐんと近い
球場自体が非常に小さいので、選手との距離も近く、間近に感じられます。
エンゼルスのスプリングトレーニングの本拠地は、テンピ・ディアブロ・スタジアムといいます。
収容人数は、9,785人です。
スプリングトレーニングのスタジアムは、基本的に1階席しかないような形になります。
球場内も自由に動けるので、ここぞというスポットを見つけて選手に声をかけるのもありですね。
カクタス(サボテン)リーグだとアウェイの追っかけも簡単
グレープフルーツリーグは、球場がフロリダ半島いっぱいに分散してて、アウェイを追いかけていくのは困難ですが、カクタス(サボテン)リーグは、すべての球場がフェニックス市内にあるので連続しての観戦が比較的たやすいです。
でも、気をつかないといけないこともある
2、3月の春先とはいえ、相手はアリゾナの砂漠地帯です。甘く見てはいけません。
猛烈な日差しが襲ってきます。日焼け止めクリームをお忘れなく。
1日だけの観戦ならTシャツもOKなれど、数日間それやったら、どえらいことになります。スコッツデールでは無料日焼け止めクリームのいサービスも。あと意外と盲点なのが耳。塗り忘れるんでしょうねえ。真っ赤になってる人、何人も見かけました。
同様(あるいはそれ以上に)必要なのがリップクリーム。乾燥のため唇が割れて、ものを食べるにも痛くて泣きたい思いでした。
←日焼けした我が腕。皮むけてます。乾燥した空気でダブルパンチ。
サングラスもあった方がいいでしょう。はずした後、そこだけ白くなってるのも想定の範囲内としたうえで。
空気も乾燥してます。水分をこまめに取るようにしましょう。いつもそばにミネラルウォーターです。
ちなみに、ほとんどの球場では飲みかけのペットボトルの持ち込みができません。封を切ってないか、空のペットボトルならOKという球場がほとんどです。
えっ?空のペットボトルなんて持ち込む必要ないじゃん・・・って。私もそう思いました。でも係りの人「Full or Empty」ならOKって言うんですよ。なんのこっちゃ・・・と思ってたら、・・・発見、いやね、球場にあちこち冷水器が備え付けてあるんですが、その水をペットボトルに入れている陽気なアメリカンのおっさん2人組。「このためか?(笑)」
いやでも、本と水分補給には気を配りましょう。わすれるとホントきついです。
気温の差があります。昼間の強力な暑さから今度は、夜~朝にかけて冷え込んだりします。
知らないうちに結構、体力消耗してると思います。風邪をひかないように注意しましょう。
以上、初心者の失敗談からです。どうか皆さんは万全の態勢で臨まれますよう。
観戦者 やま