「ダグアウトクラブ(現在のスポンサー:YAAMAVA’ヤーマヴァ)」は、ドジャースタジアムの1階席のバックネット裏からダグアウト上の3塁側(ドジャース)セクション1~15、1塁側(ビジター)セクション2~10の前5列から7列前後のエリアの座席になります。
この座席は、ダグアウトクラブ専用のラウンジがあり、ビュッフェ形式のお食事、またお座席で注文する飲食物も全てチケット代に含まれております(アルコール類は除く)。
高額なチケット代にはなりますが、ドジャースタジアムの中でも最上級の座席の1つとなります。
ドジャースタジアムで、内野のフィールドに近づくことができるお席は「ダグアウトクラブ」とダグアウトの端、1塁、3塁ベース付近からレフト側、ライト側のポールまである「ベースラインクラブ」のみです。
またこの座席・ラウンジの特徴は、ラウンジの入口がドジャースの選手達や球団関係者がクラブハウスやフィールドへ向かう通路の入口にあります。その通路にはゴールデングラブ賞やシルバースラッガー賞のトロフィー、ユニフォームなどの記念展示などもあり、普段では入れない場所ということで、とても特別感を感じられます。
また球団のオーナーや、球団の特別ゲストなども普通にラウンジを利用して座席へと向かうこともあるということで「誰か有名人に会ってしまうかも・・」なんていう楽しみもあります。
以前は、試合終了後にはラウンジの前を通って、クラブハウスからエレベーターに向かうドジャースの選手に会うための「出待ち」もできましたが、コロナ後はセキュリティーが厳しくなり、リサーチの際は選手を待たせてくれませんでした。ですが、今後どの様にルールが変わるのかは分かりませんので、周りの状況に合わせて行動してみて下さい。
ダグアウトクラブの入口
「ダグアウトクラブ」の入口は、フィールドレベルコンコースの座席セクション「1」の後方にあります。ちょうど球場内の位置的にはホームプレート&バックネット裏にあたる場所です。
フィールドレベルコンコースの「ダグアウトクラブ」入口を入って、階段を下りると写真のような「ダグアウトクラブ」ラウンジへの入口があります。
<受付の手順>
・フィールドレベルコンコースの入口ではチケットを提示します。
・階段を下りた所にある「ダグアウトクラブ」ラウンジの入口(写真上)で、再度チケットスキャンを受けて、手にはブラックライトに反応する蛍光インクのスタンプが押されます。
・ラウンジ内に入った後はご自由にお楽しみ頂けます。テーブルも特に予約やウエイターの案内などもありませんので、空いているテーブルをご利用ください。
・ラウンジ専用のトイレも入口付近にあります。
ダグアウトクラブ専用ラウンジでの食事
「ダグアウトクラブ」のチケットを持っている人のみが利用できるラウンジでは、開場と同時の試合開始2時間前から6回表裏終了時までお食事を楽しめます(無料)。ホットドッグ、スナック類などは引き続き食べ物が無くなるまでご利用になれます。
前菜、メインディッシュ、ホットドッグなどのボールパークフード、デザートなどバラエティーに富んだ、豪華なお食事は全てブッフェ形式となっておりますのでお好きなだけお召し上がり頂けます。全てのお食事は専用の入れ物に入れればお座席まで持っていくことも可能です。
アルコール類は有料です(ソフトドリンクは無料)。
アルコールを注文する場合は、テーブルエリアに居るサーバーにオーダーします。支払いは、サーバーがお飲み物と一緒に伝票(チェック)を持ってきますのでテーブルでクレジットカードにてお支払いください。
またIn-Seat(座席での注文)サービスも7回表までご利用になれます。
座席に置いてあるメニューがありますのでサーバーにご注文下さい。
ダグアウトクラブの座席からの見え方
ダグアウトクラブ 「トロフィーギャラリー」展示
「ダグアウトクラブ」のもう一つの楽しみは、ドジャースの選手や球団関係者が普通にクラブハウスに出入りする通路に飾られた「ドジャース・トロフィーギャラリー」という展示を試合中は自由に見学できることです。優勝トロフィーを始め、今までドジャースの選手が獲得した全てのゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞、サイヤング賞、MVPのトロフィー、歴代名選手のユニフォームなどが、所狭しと展示されています。
試合後はドジャースの選手が通るため、展示を見ることが出来ませんので試合前か試合中にご見学ください。
※球団の都合により通路が通れない場合などもあります。
<果たして選手の出待ちは出来るのか?>
パンデミック前は試合終了後に選手の出待ちができましたが、2024シーズンの取材時にはここで選手を待つことができませんでした。ですが、今後どの様にルールが変わっていくのか分かりませんので、他のファンの人たちの動きや、その場の状況に合わせて行動してみて下さい。