ドジャー・スタジアム

基本情報

英語名
Dodger Stadium
所在地
1000 Vin Scully Ave. Los Angeles, CA 90012
公式サイト
https://www.mlb.com/dodgers/
収容人数
56,000人
グラウンド
天然芝
ダグアウト
3塁側がホームチーム、1塁側がビジターチーム

メジャーリーグの球場はどの球場も個性的な作りになっており、その球場を訪れることも観戦の1つの楽しみになります。
ドジャースタジアムの南は、ロサンゼルスのダウンタウンを見渡し、北はサンガブリエルの山々を背景にした球場はメジャーリーグの30球場の中では特殊なロケーションにあるスタジアムになります。
近年の野球専用スタジアムの建設ラッシュの影響もあり、ドジャースタジアムは30球場の中で3番目に古いスタジアムになります。
しかし、スタジアムは、その長い歴史の中で、何度もリノベーションされ、ボールパークとしての魅力を保っています。
ドジャースの公式戦以外にもさまざまなイベントが開催されるスタジアムになります。
2009年のワールド・ベースボール・クラシックの準決勝・決勝のスタジアムであり、決勝で日本は韓国を5対3で下し、2連覇を達成した地でもあります。シーズンを通して暑いカルフォルニアですが、NHL(アイスホッケー)のスタジアムシリーズとして、アナハイム・ダックス対ロサンゼルス・キングスの試合が開催されたこともあり、ローリングストーンズ、ポール・マッカートニーなど大物アーティストのコンサートも開催されることがあります。

2024年はロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズに進んだことで、第1戦、第2戦が開催されました。相手はニューヨーク・ヤンキースということもあり、大きな盛り上がりとなった2024年のワールドシリーズはホームで連勝したドジャースが見事、4勝1敗で2020年以来のワールドシリーズ制覇を成し遂げました。ワールドシリーズ制覇後は、ロサンゼルス市内でパレードが行われ、その後の祝賀イベントがこのドジャースタジアムで行われました。
ドジャースの選手たちは、多くのファンに祝福され2024年のシーズンを終えました。

ドジャースタジアムは2024年のオフに大幅なリノベーション工事を行いました。ただ、これは観戦するファンの座席には影響のないリノベーション工事となっております。

座席表

座席表  PDFファイル・別ウィンドウで開きます。

アクセス

ドジャースタジアムはロサンゼルスの中心にある「ダウンタウンエリア」にあります。街中にある印象を受けますが、立地的に簡単には行きづらい場所のため、アクセスについて事前に知っておいた方が良いと思われる情報や注意点などをご紹介したいと思います。→アクセスについて更に詳細な情報へ

「ドジャースタジアム・エクスプレス」の詳細な情報へ

球団ウェブサイトに記載されているアクセス方法

・レンタカー
・タクシー&ウーバー
・ドジャースタジアム・エクスプレス(無料シャトルバス)
   ユニオンステーション(ダウンタウン)又はハーバーゲートウェイ(サウスベイ)
・LAメトロ 「A ライン:チャイナタウン駅」から徒歩(1.2km)
・LA各地域から最終的にLAメトロ路線バス#4に乗る

ですが、特に初めてドジャースタジアムへ行かれる方には適さない行き方もありますのでお気をつけ下さい。

座席について

ドジャースタジアムは、1階席の前のエリアが特別席となるダグアウトクラブ(飲食込み)、ベースラインクラブ(飲食込み)があり、その後ろにフィールドボックスという座席が設置されています。
1階席はほとんどのエリアが屋根にかかりません。
2階席はロッジボックスというカテゴリーになります。この2階席は3階席の張り出しがかかるため「屋根がある」エリアになります。デーゲームなどの場合は、この2階席の後方を選ぶと日よけになります。
その上にリザーブという3階席がありますが、2階席と3階席の間にはスイートとクラブ席があります。
ここはほとんど座席がなく、特別席のような階層になるので、ここでは階層としては入れません。
リザーブ席という3階席はドジャースタジアムの中で最も座席数が多い階層になります。上の層になるため、肉眼で選手をしっかり見るというのは難しくなります。
リザーブ席の上にドジャースタジアムの最上階層となるトップデッキがあります。リザーブ席は内野から外野まである座席ですが、トップデッキはバックネット裏からダグアウトまでの一部のエリアになります。
そのため、外野側のリザーブ席より内野側のトップデッキのほうが試合自体は見やすく感じるのではと思います。
ドジャースタジアムの座席についてのご紹介になります。

観戦ガイド

日本とアメリカのスポーツイベントで最も異なるのは、「手荷物の持ち込み」についてです。例えば、現在アメリカのNFLを始めとする4大プロスポーツでは、既定のサイズのクリアバッグ(透明なバッグ)しか持ち込みができず、リュックサック(バックパック)、規定サイズ以上のバッグなどは一切持ち込みができません。ドジャースタジアムもMLBの中では比較的持ち込み物の規定が厳しいスタジアムになりますので注意が必要です。いかなる理由においてもNGとされたものは場内に持ち込むことはできません。一刻も早く入場しなければならない場合は、「運命を左右」するようなことになりかねません。
初めて行かれる方はしっかりと球場のルールを把握していくようにしてください。
ゲームデーガイド
ドジャースタジアム内の見どころスポット
ドジャースのファンサービス
ドジャースタジアムで食べる
ドジャースタジアムでサインを貰う
ドジャースタジアムのチームストア

チケット

日本からアメリカに行き、観戦をする場合、チケットは、慎重に購入する必要があります。チケットの最重要ポイントは、購入後はいかなる理由でも「キャンセルができない」という点です。
そのため、アメリカに行けなくなっても、試合が開催される限り、チケット代の返金はありません。初めての観戦だと、早く買わないと売り切れで見れなくなるのでは、という不安に襲われて、どうしても早めに買ってしまいがちですが、アメリカのスポーツイベントは「リセールチケット」を球団が公認しているため、基本的にはチケットが売り切れることは、ほぼないのです。
そのため、「売り切れが心配だから買う」ということは必要ありません。
ただ、人気が高いイベントはチケット代が高くなるというところだけが注意点であり、これさえ頭に入れておけば、開幕戦からワールドシリーズまで買えない試合はありません。
しっかりとした観戦計画、海外の情勢を判断した上で、かなりの確率で行けるとなった段階で買うというのがベストです。チケットの買い方としては、いくつか方法がありますので、ここではそれをご紹介します。

スタジアムツアー

メジャーリーグの多くの球場ではファンサービスの一環でスタジアムツアーを企画しています。ツアーに参加すると、通常では入場できないエリアに足を踏み入れることができます。一例をあげると、テラスレベルのスィートルームは個人ではなかなか入ることができません。またプレスルームはアメリカのみならず世界中の記者達が試合を見て記事のネタを考える場所です。球場によっては選手のロッカールームに入れることもありますし、またグラウンドに降りてベンチで記念写真を撮ることもできます。試合が開催していない日でもスタジアムツアーを行っている球場もあります。

中でもロサンゼルス・ドジャースはいろいろなタイプのスタジアムツアーを開催している球団の一つです。ここではいくつかのスタジアムツアーをご参考までにご紹介します。

チームストア

チームストアは、ホームチームのチームのグッズが販売されているところですが、それ以外にも「通常版スタジアムツアー」の出発点にもなっています。
ドジャースタジアムは試合の無い日も開いている最上階トップデッキにある「トップオブザパークチームストア」が一番大きな店舗になると思われがちですが、ほぼ同じ規模の店がレフトフィールド、リザーブレベルにもあり、少し小さめがロッジレベルにあります。またナイキ専門のドジャースグッズが買える店はロッジレベル(レフト側)、ニューエラのお店もあります。
試合のない日のスタジアムツアーは、最上階トップデッキのチームストア近くが出発点になりますので、覚えておくと便利です。

ホテルガイド

ドジャースタジアムは基本的には、徒歩圏内のホテルで、周辺の雰囲気が安全そうというホテルがありません。
基本的には、ダウンタウンエリアのスタジアムとなりますので、ホテルのロケーションは、メトロの7thメトロセンター駅周辺でダウンタウンで最もホテルが多いところを拠点にするか、ハリウッドエリアでレッドラインを使えるロケーションにするか、または、リトルトーキョーエリアを拠点にして、ゴールドラインでユニオンステーションまで行きシャトルを使ってのアクセスか、というのが主な観戦に便利なホテルのロケーションになります。

フォト

ドジャースタジアムのフォトギャラリーになります。

(最新写真 2023年4月)


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